こんにちは。新潟在住の長場です。
2013年の9月に初めて
Dr.ディマティーニの「ブレイクスルー・エクスペリエンス」に参加する前の、特別心に残る出来事をお話しています。
その1は、母親代わりのヒーラーの女性が体調を崩し、
偶然に導かれて千葉県内の病室を訪問した梅雨前の出来事、
その2は、Dr ディマティーニのDVDを予約したり、
楽しみにしていたフジロック(野外ライブ)に参加した7月の出来事。
フジロック中は入院中の女性からの電話に出られなかったけれど、
翌日話せ、週末お土産を持ってお見舞いに行くからと、なんと云うこともない会話をしたところまででした。
目次
運命の日
その翌日の夜に僕の母親がわりの女性の容態が急変したとの連絡が入りました。
意識不明だと。
その晩は眠れませんでした。
翌日の昼過ぎに連絡したところ
「意識が回復して、喉が渇いたらしく水をたくさん飲みました。」とのこと。
水が飲めれば大丈夫だな。
「週末にお見舞いに行くと伝えてください。」
少し安心しました。
その日の夜の10時を回った頃。
病院で付き添っていたお弟子さんから電話がかかってきました。
「今お帰りになられました。」
泣いておられた。
亡くなった。
その時電話で僕が何を話したかは憶えていません。
電話を終えて。
僕もしばらく泣いていました。
見舞いに行く予定だった日
生前に、「自分が死んだら葬儀の段取りはこうするようにと言っておいた」と言っていましたが
御遺族の意向もあったのでしょう。
少し葬儀の日がずれて。
僕が見舞いに行くと言っていた日が御通夜になりました。
葬儀場で顔を見て。綺麗な顔でした。
涙が止まらなくなった。
数日後
数日が経ちました。
Dr ディマティーニのDVDが届いていたのに気がつきました。
夜になってから観ました。
オープニングに「ツァラトゥストラはかく語りき」が流れた時はハズレかな~?と思いました。
しかし。
本編が始まってDr ディマティーニがステージに現れました。
「なんだこいつは?」「なんて奴なんだ!」
ステージ中央、Dr ディマティーニが開口の一言。
「Good evening Tokyo.」
確信しましたね。
「この人はものすごいひとだ!」
後は食い入るように画面を見続けました。
感動しました。
会ってみたいと感じました。
無料セミナー行きをためらう
さてこのDVD。先着購入者特典が付いていたんですね。
で、僕も先着購入者に入ったんです。
セミナーに無料でご招待。講師はディマティーニ・メソッド・ファシリテーターの染川順平氏。
とても興味を惹かれました。
でも行こうか行くまいかを迷ってました。
新潟から出掛けるとなるとまるまる一日潰してしまうし、お金もかかる。
それにいろいろあって間もないのでなんとなく疲労感も感じていたし。
正直なところ。あまり出歩きたくはなかった。
でも興味はある。
キャンセルはいつでも出来る。
「もうちょっと考えよう」
「めんどくさい」「疲れる」「・・・・・」
なんだか考えて頭の中はセミナーへ行かない方向に傾いていました。
そんな調子で時間が流れていきます。
無料セミナー3日前の電話
この週末がセミナー。そんなある晩。
30年来の友達から電話がかかってきました。
都内在住のレディーです。
確かセミナーの3日前。
なんだか元気がない。
いつも気丈な女性なのですがこの時はとても弱々しかった。
話を聞いていると大変な問題が発生したらしい。
プライベートなことであり、内容を書かないことは容赦してください。
「ついで」
さて電話を切った後。やっぱり心配だ。
翌朝起きてもやはり心配。
「何が出来るかわからないけれど、とにかく会ってみなければ。少しでも力になってあげよう」
で。明後日は染川順平氏のセミナーではないか。
ついでに行けばよろしい。
友人に「明後日会おう」とメールしました。
実はセミナーに行ったのは「ついで」だったんです。
東京へ
当日朝に新幹線に乗り東京へ。
正午少し前に着いたので、まずはセミナー会場へ。
200人はいたでしょうか。かなりの参加者です。
始まってみれば染川さんのお話はやたらと面白い。
「何を馬鹿なことを言ってるんだろう」なんて思っているといきなり話を核心に斬り込んでくる。
話に引き込まれて行く。
どうやらこの人がこうなったのはDr ディマティーニのせいらしい。
ますますDr ディマティーニに会ってみたくなった。
さてセミナー終了後にDr ディマティーニのセミナーの案内があるらしいのですが
友人と会う時間が迫っていたので退席いたしました。
彼女をあんずる気持ちが大きかったので。
あっけなく解決
で。会ってみて様子を訪ねると、情報不足による誤謬。誤った認識。
つまり間違いであったらしい。
いや、ホッとしましたよ。でも「俺は何しに来たんだろう?」って思った。
でも問題がなくてよかったね。
久しぶりに会ったので食事して少しお酒も飲みました。
帰路
帰りの新幹線の中。
昼間にセミナーでメモったノートを眺めて。
「量子力学や相対性理論の話もあったんだよね~」なんて思い出して、ペンを持って方程式を展開してみました。
暇つぶしのつもりだったのがけっこう夢中になっちゃって・・・・・ 気付きがありました。
いや。気付きなどとはっきりしたものではないのです。
漠然としているのですが何かある。
ちょっと酔っ払った頭で思ったことは、「Dr ディマティーニのセミナーを受けるしかないだろう」と云うことでした。
この日が僕の母親がわりの女性が亡くなってちょうど一ヶ月。
月命日だったのです。
9月
ブレイクスルーエクスペリエンス申込
9月に入りました。
フォレスト出版からDr ディマティーニのセミナーの案内のメール。
ブレイクスルーエクスペリエンス。2日間のセミナー。
あまり考えることもなく申し込みました。
満室のホテル
お次はホテルを予約してと・・・・・
ところがどこのホテルも予約が埋まっている。
セミナーの行われる場所は九段だったので
千代田区のホテルをしらみつぶしに当たったみましたが空いてるところがまるでない。
後で知ったのですが当日は武道館で「嵐」のコンサートがあったそうです。
すごいなジャニーズは。
ブレイクスルーエクスペリエンスの初日は深夜まで突入する可能性があるらしい。
終電が無くなるかもしれない。
それではあまり遠くのホテルは適当ではない。
1年間は次のセミナーに振り替えが出来るようだ。
「今回は駄目かな~」なんて諦めかけていました。
まあ駄目でもともと。昨日断られたホテルにもう一度電話してみた。
「シングルの喫煙のお部屋でしたら一つ空いております。」
だって・・・・・キャンセルが出た!もちろん予約しましたよ。
ディマティーニの本を読む
さて勉強しよう。
なにせディマティーニの本は一冊しか読んでいない。
翻訳されている他の本を全部注文して毎日読みました。
速読出来ませんから。とにかく毎日。
セミナー前日。新幹線の中で。ホテルに着いても読んでいました。
読むのが遅いってこと。
希望の部屋に
あ。そのホテルのことですが。禁煙室に振り替えられていました。
「禁煙室がご希望でいらっしゃいましたね。」
「はい。」
まあそのとおりなんだけど不思議な気持ちになりましたね。
ブレイクスルー・エクスペリエンス
壇上に登場したDr ディマティーニは
圧倒的なオーラを放っていました。
講義の内容は深遠。
自分自身を深く掘り下げるようなワーク。
インスピレーションに溢れる2日間でした。
ここまで引っ張ってDr ディマティーニは僅か3行なのかよ・・・
そのとおり!後はご自分で体験していただきたい。
セミナーに参加した人はインスパイアされたことでしょう。
どうインスパイアされたのかは個人個人違うでしょう。そこが肝なのです。
まずはご自分で体験してみてください。
本を買って読むことからでもいい。
後日談
さてセミナー終了後の後日談ですが。
この数ヶ月は慌ただしかった。
少し気になってフォレスト出版のホームページで僕の注文記録を調べてみました。
Dr ディマティーニのDVDが届いたのは
僕の母親がわりの女性が亡くなった当日だったんです。
Dr ディマティーニは言います。
「失うものは何もない。形を変えて存在するだけ」
「こういうことなのか」
また僕は少し泣きました。
おわり
※ 写真撮影も長場さんです。
※ Dr,ディマティーニの写真はフォレスト出版さんHPより許可を得て使用しています。