やりたいことがわからない方へ ディマティーニ式 本当にやりたいことの見つけ方
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あなたは今本当にやりたいことをやっていますか?
本当にやりたいことは何かと聞かれたら、自信を持って即答できますか?
私は長い間、「本当にやりたいことがわからない」という感覚、
もっというと、「自分の好きなことが分からない」という感覚を抱いていました。
幼稚園の頃、好きな色は何色かと聞かれてそんなの特にないととまどった記憶があるし、
小学生のころも、大人になったら何になりたいか聞かれるたびにすごく困り、
作文を書かなければいけないので迷った末に「先生」にしたら、
周囲の大人から「この子は先生になりたいんだ」と思われて戸惑った記憶もあります。
また、大学受験の時も、
「やりたいことがはっきりしないから入学後、進級時に専攻を選べるところがいい」と思っていました。
こんな感じで、ずっと、自分はなにかとすごく迷うことが多いタイプだと思っていたし、
人生に無駄なことはないと頭では思いながら、
「これでよかっただろうか?」といつも無駄に自分のことを疑っている感覚がありました。
旧姓が宇田川で、だからウダウダしてる?なんて思っていました。
まあ今でもそういうところはありますが、
でも、やりたいことははっきりしたし、なんだかんだいいながらずっとやって来たんだなと分かります。
こんなことが書けるのは、
Dr.ディマティーニのディマティーニ・メソッド®やバリュー・ファクターの方法に出会って、
本を読み、話を聞き、ワークをするごとに、
「なるほどそうか」「そういうことだったのか!」と認識の変化があったからです。
今、「自分が本当にやりたいことが分からない」と悩んでいらっしゃる方にも
きっと大きなヒントになりますよ!
目次
ディマティーニ式「価値観」や「モチベーション」の考え方
Dr.ディマティーニは、
人は皆、指紋のようにそれぞれ独自の価値観、価値観の優先体系を持っていると言います。
そして、それぞれの価値観に基づいて、実は既にやりたいことをやり、成功している、
やりたいこと・好きなことは「やらなくちゃ」「やるべきだ」と思うまでもなくやっている、
価値が高いことは常に意識が向いていて情報をキャッチする、
動機づけやモチベーションを上げる工夫などなくても内側からやる気が湧いてくる、
価値が高い分野ではリーダーシップや天才性を発揮している…と語ります。
人は全ての特性を持っていて発揮す領域が異なる
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「クォンタム・アチーブメント」DVD(フォレスト出版)より
また、Dr.ディマティーニは、人は誰でも全ての特性を持っているとも言います。
私が「いつも」ウダウダしていたわけではなく、
子どもの頃から今まで、テキパキしている時もあったし、
迷いなく行動していた分野もあった。
Dr.ディマティーニだって、
世界中を飛び回って講演やセミナーをしているけれど
それはDr.ディマティーニにとって本当にそのことが価値が高いからであり、
料理や車の運転はまるでしないし、
無理にやらされてもうまくできない、
自分にとって価値が低いことに時間やエネルギーを割く気にならず、
不得意なのは当然ですよね。
本当にやりたいことは、やっていること・やってきたことに現れている
「本当にやりたいことがわからない」と思っていて
何をやりたいか具体的に自覚したり言語化したりできない方であっても、
例えば、テレビを見るかゲームをするか選んでいるし、
ゲームの中でもどんなゲームをするか選んでいます。
その選択の背景には、何かしらの価値観・好み・判断基準があるはずです。
やりたいことはやり、やりたくないことはやらないという選択を
常日頃から誰でも自然にやっているのです。
ということは逆に、日ごろ実際にやっていることや、
これまでの人生でずっとやってきたことを客観的に見れば、
その奥に、「本当にいやりたたいこと」を発見できるということになります。
売れ行き好調の商品からトレンドをさぐったり、
赤ちゃんのしぐさや泣き声からなにをして欲しがっているのか推測するとき、
見えている現象から徐々に輪郭が浮かび上って言語化されたり、
「あれかな?これかな?」といろいろ試しているうちに「ああこれだったのか」とわかったりする、
こんなアプローチと少し似ているかもしれません。
ポイントは、自分のことも同様に、
まずは客観的に観察することですね。
その後で本質を探っていくと、
自分が本当にやりたいことが何なのかをひも解くことができます。
Dr.ディマティーニの「バリュー・デターミネーション」
「本当の価値観」
Dr.ディマティーニは、
自分の本当の価値観の優先順位を明確にする「バリュー・デターミネーション」という方法を体系化しています。
これをすると、
父親・母親など誰かの期待にこたえたり、
社会常識や倫理観などに合わせた理想主義的な「あるべき自分の姿」ではなく、
内在的な「本当の価値観」を知ることができます。
そして、この「本当の価値観」にかなっていることが、
あなたが「本当にやりたいこと」です。
(今回は書きませんが、さらに応用的な活用方法が多数あります。)
「バリュー・デターミネーション」の13の質問のエッセンス
フォレスト出版さんに許可を得て「Dr.ディマティーニの最高の自分が見つかる事業」から13の質問のエッセンスを引用します。
- あなたの周りの空間を占めているものは何か?
- 何に時間を使っているか?
- 最もエネルギーが湧いててくることは何か?
- 最もお金を使っているものは何か?
- 最も整理整頓できているものは何か?
- 最も規律正しく集中してできることは何か?
- 何について最もよく考えているか?
- 頭の中で思い描き、現実化に向かっているビジョンは何か?
- 自分自身に語りかけるトピックで最も多いのは何か?
- 社交の場で最も頻繁に話す話題は何か?
- 最も心が動かされる・感動するものは何か?
- 一貫してたてている長期的な目標は何か?
- 最も学びたいと思うことは何か?
13個、それぞれの問いに3つずつ答えを書き出し、
多いものを集計します。
例えば、「パソコン」という答えでも、
それが何を意味するのかは人によって異なるので、
しっかりやると今まで自覚していなかった「自分はこういう人間なんだ」という気づきがあります。
1~4番目だけでも、「本当の価値観」のかなりの部分が見えてきます。
詳細は是非書籍でご確認ください!
他にも役立つエッセンスや実例、ワークが満載の価値ある1冊です。
そして、自分一人でやるよりも、
ファシリテーターの力を借りた方が
的確にコツをつかんでより本質的なこたえを導き出すことができますので、
是非サポートを利用して下さいね。
「無い」と思うから欲しくなる、充分できていないと思うからやりたくなる
ここでおもしろいのは、
「本当にやりたいこと」は必ずしも楽しいことや容易にできることとは限らない点です。
気になったり好きだったりするけれど、簡単に出来ることではなくて、
むしろ、欠乏感とセットになっており、実現には困難を伴ったりします。
苦手意識があるにもかかわらず長期間ずっとやり続けていること、
中途半端な状態では満足できないこと、
大変だといいながらやめないことなどは、
実は「本当にやりたいこと」なのかもしれません。
そして、人生のステージに応じて変化もあります。
私の場合、
「本当にやりたいことがわからない」という感覚、欠乏感をずっと抱いていたことが、
今このような投稿を執筆していることと密接につながっていたりするのです。
「本当にやりたいことがわからない」という思いがあったからこそ、
それが何なのかわかる方法に興味があったし、
自分だけでなく、他の方が本当にやりたいことを見つけて輝けるサポートをしたかった。
「大人になったら先生になりたい」という答えも、
むりやりひねり出したようで案外的を得ていて、
小学生のころは、学校の先生という職業しか知らなかったからそう表現したけれど、
やりたいことの本質はちゃんとわかっていたのだなあと思います。
まとめ:価値観の優先順位は人生のナビゲーター
自分自身のことは分かっているつもりで見えていないことも多く、
やりたいことをやっているつもりが、
自分以外の誰かの価値観を無意識のうちに取り入れたり、
世間の常識などに縛られていることも結構あります。
Dr.ディマティーの「バリュー・デターミネーション」では
社会的理想主義にとらわれた「あるべき自分」ではなく、
本当の「価値観の優先順位」を自覚できて、内側からのパワーを発揮しやすくなります。
深く掘り下げていくと、人生の軸やミッションの発見につながります。
「引き寄せ」の要にもなります。
ぜひやってみて、「本当にやりたいこと」を発見し、
3ヶ月に1回程度定期的に繰り返して本当にやりたいことの実現を加速させてくださいね!