4月から保育園デビューを果たした長男。
「男の子は女の子よりも病気をしやすい」と聞いたことがありますが、昨日早速熱を出しました。
「男の子って、やっぱり病気をしやすいのかなぁ。わたしちゃんと仕事続けられるかなぁ」と不安がよぎりました。
目次
保育園の呼び出しの電話にドキッ!朝はあんなに元気だったのに!
保育園から職場に電話がかかってくるとドキッとします。
「子供に何かあったのか?!」
と気が気ではありません。
「39.4℃の熱があります。すぐに迎えに来てください!」
幸い命に別状があるものではないらしい、と分かったら、
今度は
「仕事遅れ気味なのにどうしよう!朝はあんなに元気だったのに!」
と、子供の病気で仕事を休み、
仕事のスケジュールが遅れることに焦り始めます。
子供が病気になることをきっかけに、
「子供の病気で突然仕事を休んだり、
遅刻、早退しなければならない」
そして、それがまわりまわって、
仕事で評価されなくなってしまうのではないか、
同僚から疎まれてしまうのではないか、
といった不安につながっていくという、
ネガティブスパイラルに陥ったことは、一度や二度ではありません。
心の傷を癒しバランスをとり子育てのイライラ・ストレスを解消するワーク
どんなことでも、ネガティブに捕らえるのは、
心のバランスがとれていない証拠!
そういうときには、ワークに取り組んでスッキリ解消しましょう!
ステップ1:自分の価値観を知る
これまでの記事でもご紹介しましたが、まずはあなたの価値観を明らかにします。
自分の価値観を知る方法としては、ドクター・ディマティーニが開発したバリュー・ディターミネーション(R)と呼ばれる、自分の価値観の指標を明らかにする方法がおすすめです。
バリュー・ディターミネーションは、ドクター・ディマティーニの著書、例えば「 Dr.ディマティーニの最高の自分が見つかる授業 」(フォレスト出版)に紹介されていますので、そちらをご参照下さい。
ステップ2:出来事のメリットを探す
その出来事があるからこそできること、しなくてすむことを10以上書き出しましょう。
ステップ3で書き出したメリットは、ステップ1で出したあなたが最高に価値をおくものに役立っているものではありませんか?
例えば、わたしは「子供の病気で仕事のスケジュールが狂う」からこそ、次のようなメリットが得られていました。
- スケジュール管理を厳密にするようになる。
- 重要度の高い仕事を欠席せずにすむように、旦那と仕事のスケジュールの調整を行う。
- その結果、旦那に仕事の進捗を把握してもらいやすくなり、家事の協力を得やすくなる。
- その結果、夫婦関係が良好に保たれる。
- 突然仕事を休んでもいいように、締め切りは前倒しにする。
- その結果、クライアントから締め切りを守ると評価してもらえるようになる。
- 突然仕事を休んでもいいように、普段から仕事のファイルを整理する。
- その結果、ファイルを探す手間が省け、普段の仕事もスムーズに進む。
- 普段から同僚とのコミュニケーションをとるように気をつける。
- その結果、同僚の理解を得やすくなり、仕事がスムーズに進む。
- 子供の病気で遅れた分を取り返そうと、集中して仕事に取り組む。
- 仕事を効率的に進めるノウハウを収集し、体得する。
- 子供の健康に関してより一層注意するようになり、小さな変化にも気がつくようになる。
- 子供が健康でいてくれることに感謝するようになる。
「子供の病気で仕事のスケジュールが狂う」からこそ、
わたしは効率的、効果的に仕事をすすめるノウハウを会得し、仕事と家庭を上手く両立させることができ、
子供が健康でいてくれることに感謝するという、
わたしが高い価値を置く領域である、家族との絆を深めることに役立っていたことに気づきました。
ステップ3:出来事が起きない場合のデメリットを探す
その出来事がないとしたら、できなくなること、やらなければならなくなることを10以上書き出しましょう。
例えば、わたしは「子供の病気でスケジュールが仕事の狂わない」としたら、次のようなデメリットがあると思われました。
- スケジュール管理を厳密にしない。
- 旦那と仕事のスケジュールの調整を行うことはない。
- その結果、旦那に仕事の進捗を把握してもらえず、家事の協力を得にくい。
- 締め切りは前倒しにしないので、時には遅れてしまい、クライアントの評価を損ねる。
- ファイルを整理することもなく、ファイルを探すのに時間がかかり、仕事がはかどらない。
- 普段から同僚とのコミュニケーションをとらず、仕事がスムーズに進まない。
- 仕事を効率的に進めるノウハウを収集することもなく、現状に甘んじる。
- 子供の健康に関して注意をむけず、小さな変化は見逃してしまう。
- 子供が健康でいてくれることは当たり前だと感じる。
「子供の病気でスケジュールが仕事の狂わない」としたら、
わたしは効率的、効果的に仕事をすすめるノウハウを会得することもなく
子供が健康でいてくれることは当然のことだと思い、
家族との絆を深めることに支障を来していたであろうことに気づきました。
心のバランスがとれるとあら不思議!不安がすっきり解消!
心のバランスがとれると、
あれほど気になっていた心配事が、不思議と気にならなくなります。
例えば、わたしは「子供の病気でスケジュールが狂う」ことをネガティブに捕らえ、
「ちゃんと仕事続けられるかなぁ」と不安がよぎりましたが、
「子供の病気でスケジュールが狂う」ことは、
「これまで以上に効率的、効果的に仕事をすすめるノウハウを会得する絶好の機会!」
でもあることに気づき、不安はどこかに行ってしまいました。
上記のワークに加え、
心配事が現実になったときにすることを予め決めておくと、
不安が再発しにくくなります。
例えば、わたしは「子供の病気になったとき」に備えるとともに、
現実になった場合にすることを以下のように整理しています。
- 病気の状況を把握する。
- 仕事の進捗を確認する。
- 病院に連れて行く(病院も決めています)。
- 長期に休む場合には、他の人に預けられるかを検討(旦那、両親、病児保育)。
- 自分が仕事を長期に休む場合には、上司に相談する。
当たり前のことしか書いていませんが、
書き出してみると、やることが整理され、それだけで安心するものです。
おわりに
心のバランスを崩したときにワークをする癖をつけると、
どんなにネガティブに見えることでも、
自分が高く価値をおくものにつながっているんだな、
困ったことって起きないことが、腑に落ちます。
愛だけが真実です。それ以外はすべて幻想です。 byドクター・ディマティーニ
最後まで読んでくださって、ありがとうございました。