先日、「パワハラをきっかけに見えた人生の目的(ミッション)」に関する投稿をさせて頂きました。
パワハラをきっかけに見えた人生の目的(ミッション) 3/25 up
そこでディマティーニ・メソッド®の対象者となった上司が言ったセリフ、それは 「声が気持ち悪い」ということでした。
目次
トラウマ・コンプレックスがあると投影する出来事が起きる
実は、「自分の声」というのは私が長年にわたってコンプレックスに感じていたものでした。
この投稿をお読みになっている方の大半は、私の声をお聞きになったことはないと思いますが、なかなか不思議な声をしております。
例えば、高校生の頃、家で留守番をしている時に電話がかかってきて「奥様ですか?」と訊かれた回数は数知れず。
中性的な声であるため、ニューハーフの方と間違えられたことも何度かあります。
大学時代、職場に入ってからもそのことで馬鹿にされたことも数回ありました。
そのようなコンプレックスの集大成が例の上司からの「声が気持ち悪い」というコメントでした。
自分自身がコンプレックスに感じているので、そのコンプレックスを投影する出来事だったのです。
苦手な人への感謝は自分のトラウマ・コンプレックスの克服にもなる
自分が声にコンプレックスを持っている、そう思っているので上司がそのコンプレックスを「気持ち悪いの声」という形で私に自分の声を愛していないということを指摘してきたわけです。
その上司に対し、ディマティーニ・メソッド®を実施した流れは前回の投稿でお話させて頂きましたが、
上司への感謝だけでなく、自分のコンプレックスの克服にもなりました。
「自分自身の声が気持ち悪い」ということにも感謝できるようになったのです。
欠乏感が価値の高いことを生む、トラウマ・コンプレックスは武器になる!
それから約半年後のことです。
記憶が確かであればDMTP(ファシリテーターになるトレーニングプログラム)受講の直前の時期だったと思います。
コーラス経験者の友人と飲む機会がありました。
私自身も高校時代にコーラスをしていたのですが、結局のところ
「自分自身の声が気持ち悪い」という特性のため(その時はそのことは意識していませんでしたが)、途中でやめておりました。
その時、自然な流れでコーラスの話題になり、今度一緒に歌ってみようということになりました。
その後、口コミでメンバーを募集したのですが、不思議なことに比較的スムーズにメンバーが集まり、少人数ではありますが、男声4部、混声4部のコーラスが実現することとなりました。
現在、コーラスはディマティーニ・メソッド®に次ぐ高価値の分野であり、「歌を歌うことでつながる」ということを実践しております。
先月には東京は高田馬場のカフェでコーラスのライブも開くことができました。
私自身、今回この投稿をするまで「自分の声」に対する感謝が現在の自分を形成していることについては気づいていませんでした。
上司を対象者としたディマティーニ・メソッド®のワークが、
「ミッションの明確化」だけでなく、「トラウマを武器にする」という新たなギフトも与えてくれていたのでした。
仲間への波及(次回予告)
そして、この「トラウマ・コンプレックスを武器にする」という体験は、私だけでなく他の方にも波及していくことになります。
それについては、また後日のお楽しみとさせて下さい。
→トラウマ・コンプレックスは最高の武器になる!~仲間への波及編 4/28up!
トラウマやコンプレックスをお持ちの方、そのトラウマやコンプレックスのせいで自分の行動が狭まられていて苦しいという方、
ディマティーニ・メソッド®は抱えている問題だけでなく、自分自身の隠れた能力を発見することもできます。
是非一度ご体験下さい。