前回の投稿で、「トラウマ・コンプレックスは最高の武器になる!」話をさせて頂きました。
トラウマ・コンプレックスは最高の武器になる!4/25up
今回はその続きとして、「トラウマ・コンプレックスは最高の武器になる!~仲間への波及編」ということで、
トラウマを最高の武器とした仲間のお話です。
自分は音痴だとコンプレックスを抱えていた渋い美声の友人
その友人は私とは対照的に実に実に男性的な渋い声をしていました。
しかし、彼はカラオケも含めて人前で歌うことが全くできませんでした。
自分自身音痴で、人前で歌うと恥をかくと思い込んでいたのです。
しかし、私が聴いてみたところ、音痴ではありませんでした。
選曲とキーが合っていない、ただそれだけでした。
音楽好きの方はお分かりかもしれませんが、近年のビジュアル系バンドの影響で、全体的に中性的な声の歌手が多くなり、男性的な声が活きる曲が少なくなっていました。
そんな中で、彼は30人に一人の男性的な渋味のある声の持ち主だったのです。
お互いのコンプレックスが調和して美しいハーモニーに
コーラスのメンバー集めに際し、そのことに気づいた私は、彼をスカウトしました。
彼は当初は大変戸惑っていましたが、歌が上手くなりたいとのことで参加してくれました。
そして、いざ一緒に歌ってみると、まさに自分の思った通り、大変きれいで渋い重低音の持ち主でした。
私は中性的な高音の持ち主なので、私の声ともうまく調和がとれ、まさに一体となったハーモニーを作ることができました。
しかし、何よりも印象的だったのは、二人ともに共通しているのが
「(中性的か男性的かの違いはあれど)自分の声にコンプレックスがあったこと」です。
そして、それぞれのコンプレックスが最大の武器としてコーラスのハーモニーに繋がっているのでした。
宇宙の秩序の下、見えていないギフトは常にある
彼は、現在も私がつくったコーラスグループでベースの重責を担ってくれています。
意識的に行ったわけではありませんが、「トラウマを最大の武器にする」という自分の経験が同じトラウマを抱えている友人の新たな能力発見に繋がっていた」という何とも不思議な出来事でした。
これも前回と同様、狙ったわけではなくディマティーニ・メソッド®による副次的なギフトだと思います。
しかし、重要なのは、そのようなギフトは宇宙の秩序の下、常に起きているのだということ。
物事の片面しか捉えられていないとき、ギフトは発見できないままとなってしまいます。
ギフトを発見したい方、是非一度ディマティーニ・メソッド®を体験なさってみて下さい。
前回の投稿をもう一度読みたい方はこちら
トラウマ・コンプレックスは最高の武器になる!4/25up