先日、6歳の長女が初めて乳歯を抜きました。
自然に抜けてくれると良かったのですが、永久歯が乳歯の裏側から生えてきたので、歯医者と相談し、抜いてもらいました。
目次
歯並びの悪い自分に似た?娘にショック
わたしは歯並びが悪かったので、親知らずも含め8本抜いて歯の矯正をしました。
しかし、矯正をやめたあとに、一部歯並びが戻ってしまい、
矯正をやったにもかかわらず今はそんなに歯並びはよくありません。
しかも、矯正中に歯磨きが上手くできず、磨き残しが原因で全部の歯が虫歯治療済みです。
一方、旦那は歯医者さんに、
「模型のようだ!」
と賞賛されるぐらいきれいな歯並びで、虫歯も、たった1つだけ。
「娘の歯並びは旦那に似ますように!」
と思っていましたが、娘の歯は、どうもわたしに似ているようです・・・。
娘が乳歯を抜くことをきっかけに、
なんてことだ、なんてことだ~、なんてことだ~~~。
と娘の歯並びがわたしに似てしまったことをひどく悲観的に思いました。
みなさんはこんな風に、子供が自分に似ていることに抵抗、ストレスを感じることはありませんか?
子供が自分に似ていることに抵抗、ストレスを感じるのは、以前の記事でご紹介したように、過去の記憶に原因があります。
矯正をしてもガタガタな歯に自己嫌悪・両親に申し訳なく思っていた
わたしは自分の歯が大嫌いです。
具体的になぜ嫌いかを考えたところ、
矯正したにもかかわらず、歯並びガタガタ、虫歯だらけ、すきっ歯で、
大好きなニラレバを食べようものなら、ニラが隙間に引っかかってとれない、
そういうとこと全部をひっくるめて嫌だ、と思っていることに気づきました。
さらに深く考えると、両親に対して、申し訳ないと思っていることが分かりました。
結局矯正しても歯並びはよくならなかった。
しかも、歯を大事にできず、虫歯だらけ。
こんな歯の矯正に200万円以上のお金をかけてもらっていて、両親に対して申し訳ない。
わたしは、歯並びを矯正したことのデメリットばかりみていました。
歯並びを矯正したことのメリットは?
自分の歯のいや~な感じを存分に味わった上で、
両親にとって、わたしのこの歯がどんなメリットがあったかを考えました。
なかなかメリットが思い浮かんでこなかったのですが、
ふと、歯の矯正をしていたときは、両親がわたしのことを思ってくれていると思えて、
うれしかったなということを思い出しました。
わたしはブサイクでわんぱくで男の子みたいな子だったので、
「自分は歯の矯正が必要なタイプではない」
と思っていましたが、両親は、
「女の子だから歯並びよくしておくといいよ」
と言ってくれました。
そして裕福な家庭でもなかったのに、矯正に必要なお金を工面してくれました。
矯正にこめられた両親の愛
わたしはひねくれているから、
両親に愛されてなかったと思っていたけれど、
わたしにとって歯の矯正って、両親の愛情を確認できる場だった、と気付きました。
世の中には、子供に愛情をちゃんと伝えられず、すれ違ってばかりいる親子はたくさんいます。
「娘に愛していることをちゃんと伝えられたことの、両親にとっての価値はどれくらいあるのだろう?果たして200万円で買えるだろうか?」
と自分に問いました。
200万円では買えない。
このことに気づいたとき、もう涙が止まりませんでした。
虫歯だらけで、がたがたの自分の歯がいとおしく思えました。
娘たちのがたがたになりかけている歯もなんだかいとおしく思えました。
過去の記憶が癒されると我が子の欠点もいとおしくなる
育児でのストレスは、今回紹介した例のように、「過去の記憶」が原因であることがあります。
その過去の記憶のバランスをとることで、過去の出来事に秘められた秩序を見いだすことができます。
そうすると、人生で起きるすべてが完璧であると確信し、人生に感謝できるようになります。
最後まで読んでくださってありがとうございました。