心の傷の癒し方①恋愛の暴言18パターンと心の傷とは?価値観との関係とは?
あなたは心が傷つく体験をし、心の傷を抱えていますか?
辛いこと、苦しいこと、悲しいことがあって、癒し方を知りたいと思っていますか?
あるいは傷つくのが怖くて人間関係を結べないのがコンプレックスかもしれませんね。
心の傷を扱うブログ、書籍、教材、セミナーなどはたくさんあるし、
心理療法、カウンセリング、コーチングなどもたくさんあります。
でも、そこで紹介されている方法を一生懸命実行しようとしてもできなかったり、
一時的には気分が高揚しても、しばらくするとまた下降してしまったなどの経験をされた方も多いのではないでしょうか。
そんな方は是非、この投稿を最後まで読み、ワークをして下さい。
第1回目は、人はどんな時に傷ついたと感じるのか、
本質に迫ります。
原因が分かれば対処法も明確になりますよね。
第2回目では、
心の傷が癒されるとはどういうことなのか、
一般的にどのような方法があるかについて考察し、
一時的な気休めにとどまる方法と本質的な効果が期待できる方法との違いを考えます。
心の傷の癒し方② 6つの分類と傷を広げない自覚→癒しの本質はコレだった!
そして第3回目では、ディマティーニ・メソッド®のワークを詳しく紹介します。
心の傷の癒し方③トラウマを確実に癒せるディマティーニ式ワーク保存版
トラウマになっているような心の傷も癒せる具体的なやり方やポイントをお伝えする価値ある内容ですよ!
過去にディマティーニ・メソッド®をやろうとしてできなかった方も、
是非再チャレンジして下さいね!
目次
心の傷とは?
心の傷は、肉体の傷のように血が出たりしないし、
深さ何ミリ、何針縫ったなど、客観的に計りにくいものですね。
でも、ご本人にとっては、目に見えなくても確かに感じられて、
メンタルの不調が様々な身体的症状になって現れることもありますね。
まず、心の傷とはどんな時にできるのか、どんなものがあるのかを見てみましょう。
今、辛いことや苦しいことの真っ最中で、
早く痛みや苦しみを癒す方法のノウハウや結論を知りたい方もいると思いますが、
【読みながら心の中でどんな反応をしているか】に意識を向けながら読んでみてください!
恋人からの許しがたい一言で心の傷が消えない!女性編 9パターン
10代から30代の独身女性183名が、恋人から言われて
「心の傷が消えない」「許しがたい」と根に持っている一言は次の9パターン
※ 参考:http://www.sugoren.com/report/1387695607331/
1. 「お前と付き合ったのは人生の汚点」など交際を否定する捨て台詞
2. 「変な家だね」など家族をバカにする言葉
3. 「だから女はダメなんだよ」など男尊女卑の一方的な決めつけ
4. 「ごめん、もう好きじゃなくなった」など、真意のわからない唐突な別れの宣告
5. 「そんなのみんな同じだよ」など、深刻な悩みに対する無責任ななぐさめ
6. 「女は泣けばいいからラクだよな」などというウソ泣きの決めつけ
7. 「大分カラダがたるんできたね」などという体型へのダメ出し
8. 「前の彼女の場合はさ…」などという元カノとの比較
9. 「好きかどうか分からなかった」などという恋愛感情の否定
思い当たることがありますか?
男性からしたら、「女ってメンドクサイ生き物だな~」と思うのかもしれませんが・・・。
ケンカ中でも言ってはいけない彼氏の心にわだかまりを残す暴言 9パターン
一方男性からは、こんな声も・・・。
「仲直りしても男性の心にわだかまりを残す喧嘩中の彼女の暴言」9パターン
※ 参考:http://girl.sugoren.com/report/2382/
1. 「私がいつも我慢しているのがわからない!?」などという日ごろから不満があるかのような今更のいいぐさ
2. 「どんな育てられ方をしたの」などという親のことを侮辱するかのような非礼
3. 「なによ、田舎者のクセに」などという生まれ育ち、故郷を見下した態度
4. 「あなたみたいな器の小さい男は何をやってもダメ」などという将来までの否定
5. 「どうにかならないの、その暑苦しい体型」などというコンプレックスの刺激
6. 「食べ方が汚くてキモい」などという生理的にムリと言わんばかりのダメ出し
7. 「あの人と付き合っておけば…」などという別の男子の名前を持ち出しての侮辱
8. 「前の彼氏はそんなこと言わなかった」などという元カレを引き合いに出す比較
9. 「あなたみたいなのが彼氏なんて人に言えない」などという付き合っているのが恥ずかしいと言ったも同然の否定
まあ確かに「それを言っちゃあいけないよ」という感じですが、
彼女にしてみたら、「私にこんなこといわせないで!」と思っているかな・・・。
人は誰でも、そのままで愛されたいと思っている
よく見ると、女性も男性も、同じようなポイントで傷ついたり心にわだかまりが残ったりしていますよね。
生まれ育った故郷、家、家族、
体形、習慣、言動、将来の可能性・・・
そんなこんなを全部ひっくるめて、そのままの自分を認め、愛して欲しい、共感して欲しい、
だれもがそんな願いを持っているのではないでしょうか。
また、「本心を知ってわかり合いたい」という願いも見えてきます。
本音が別のところにあったと後から言われてもどうしようもない、
それならそうと早く言ってくれればなんとかしたのに…というのは、
深く心を通わせたいからで、相手に合わせる意思があるからこそですよね。
相手の価値観を尊重する
ただ、単に本心を言ったら、それはそれで
関係が悪化することもあるでしょう。
ではどうしたらよいかというと、
お互いに【相手の価値観に合わせたコミュニケーション】が大事です!!!!!
相手は自分と違う価値観を持っていることを理解し、尊重するのが大切ですね。
そのための方法は…と書き出すと、
また数本の投稿になってしまいそうなテーマなので、
とりあえずここでは、
パートナーと親愛な関係を築くためには、
「お互い相手を思いやり、
相手の価値観に合わせた話の組み立てやことばを心がけるのが秘訣」と書いておきます。
「相手が一方的に自分の価値観に合わせてくれたらいいのに」と期待するのは
非現実的で、望んでもムリです。
ムリなことを期待してもうまくいかなくて当然で、
最初から考えない方がよいですよね。
逆に、100%相手に合わせて尽くし続けるというようなことも、
奉仕自体が人生で本当にやりたいことならばチャレンジできるかもしれませんが、
そうではないなら(一般的にはそうではないので)
自分に対する非現実的な期待になりますね。
非現実的なことをし続けるのはムリなので、
「○○であらねばならない」という概念で自分を縛っている方は、
「な~んだ、自分がダメなわけじゃないんだ。出来なくて当然だったんだ!」と安心して下さい。
こちらの投稿も↓ご参考に!
自分を愛するために今日できる、確実に自己重要感・自己価値観が高まる10の方法
それはそれとして、今回この投稿で伝えたいのは、少し違う観点の話で、
心が傷つく本当の原因は相手の言動そのものではなく、別のところに・・・という話、
そしてそれを解消する方法です。
相手が自分の価値観を尊重してくれなくても
そんな相手に感謝出来るようになるような方法です。
知りたい方は、最後までお付き合いください!
※ 読み始めた時に、辛さや苦しさの真っただ中にいると感じていた方、
「自分は心が傷ついている!!!!」と全身全霊でどっぷりつかっていた方(失礼な書き方をしてスミマセン)、
客観的に、少し離れたところから「心の傷」や「自分」を眺めるような感覚が生じていませんか?
そんなことも感じながら読み進めて下さいね。
心の傷の原因には人間関係や喪失など具体的な出来事がある
「心が傷つく」というのは、
当たり前ですが、先に紹介した彼氏・彼女の一言の9パターンのように、具体的な出来事があって起きることです。
そして、心の痛みの原因になる具体的な出来事には、主に次のようなものがあるでしょう。
心の傷を生じさせる出来事の例
-
身近な人間関係
男女関係・恋愛関係、親子・夫婦・家族・嫁と姑など、
家族や近い人との間で、
暴言、暴力的・否定的なきつい言葉、だまされた、裏切られた、
子供のころ親に愛されなかった、虐待された、
失恋、ふられた、婚約を破棄された、浮気・不倫された ・・・
あるいは、無視されたり、話を聞いてもらえず決めつけられたり、
「しない」という行為で傷付くこともありますね。 -
社会的な人間関係
学校でのいじめ、仲間はずれ、からかわれた、悪口・陰口を言われた
職場でのパワハラ、モラハラ、嫌がらせ、理不尽な叱責
近所のウワサ話、ママ友の間の勢力争い・・・
家族とはまた違う人間関係の難しさもありますね。 -
喪失
肉親や妻・夫・恋人・パートナー、親友、恩師など大切な人を亡くした大切な物が壊れた・壊された、盗まれた、手放さなければいけなくなった
詐欺にあった、投資の失敗、信頼して貸したお金が返ってこない
病気、怪我、事故などで身体の機能を失った、健康を損ねた ・・・
時間、地位、権力、名誉、プライド などを失って傷付く方もいるかもしれませんね。 -
失敗・後悔など
期待に応えられなっかった、カッコ悪いことをしてしまった
誰かを救えなかった、助けてあげられなかった・・・
あの時あすればよかった、あんなことをしなければよかったなど、
人間関係のこじれや喪失の発端・原因になった行動やしなかった行為が
心の傷として残ることもありますね。
自分の本心をいえなかった、自分の心を押さえ付けて不本意な選択をしたのが
後悔としてずっと心に残るようなケースもありますね。 -
加害者体験
誰かを傷つけた、ひどいことを言ってしまった、暴力をふるってしまった、事故を起こしてしまったなど、
自分が被害者側ではなく、加害者側のことをしてしまった場合も、
自分自身が心にダメージを受けることがありますね。
こうして見てくると、普段はそれほど心の傷を意識していない方でも、
やっぱり人それぞれに何かしら後ろ髪を引かれる思いなどがあって、
普段の行動や考え方に影響を与えていることも感じられるのではないでしょうか。
出来事の感じ方の元には、原体験や価値観の体系がある
では、なぜ上記のような出来事を体験すると傷ついたと感じるのでしょうか?
タイプ、価値観が違えば、同じ言葉に傷つかないこともある
イヤことを言われたりされたりしたら傷つく。
そんなの当たり前?
でも例えば、すごく痩せた方が「デブ」と言われても、
「は?何のこと?」と思う程度で、傷つかないですよね。
男性の中にも、
自分が頼もしい存在として主導権を握って彼女についてきてほしいというタイプもいれば、
頼られるのは重荷になる、弱さを見せて包み込んでもらえる女性が好きだというタイプもいるでしょう。
プライドの高い男性に「あなたは全然頼りにならない」と言ったら、
傷つくかもしれないし、逆に怒るかもしれない。
自分に自信がない男性に「あなたは全然頼りにならない」と言ったら、
傷つくかもしれないし、素直に認めてどうしたらいいかな?と質問してくるかもしれない。
このような違いは、その人のタイプの違いで、
さらにたどれば、
生まれ育った環境・これまでの体験によって育まれた価値観の違いから生じているといえるでしょう。
新たな認識によって、評価や感情、心の傷が変わることもある
また、結婚の約束までした彼氏が突然別れを告げていなくなったら、
傷つくし、悲しかったり怒りが湧いたりするでしょう。
でも、本当はその人は不治の病で余命わずかだということがわかり、
彼女は恵まれない家庭で育ってすごく子供を欲しがっている人だった。
そんな恋人に、自分のことを憎ませてでも早く関係を終わらせて
母親になりたいという夢をかなえられるよう身を引いたのだったとしたら?
彼女はおかげで適齢期のうちに別の男性と出会い、母親になって幸せな家庭を築けたとしたら?
元カレの男性は、「なんて愛情深い人だったんだろう!」ということになりますよね。
「それならそうと言って欲しかった」という思いも湧くかもしれませんが、
もし正直に話していたら、別れられず、
死別によってもっと深く心に傷が残って、別の男性との関係をスタートできなかったかもしれません。
そうしたら、彼女は母親にはなれなかったかもしれません。
これはフィクションとして書いていますが、
実際に婚約破棄されて自殺未遂までしたけれど
その体験を癒し、ありがとうと言えるようになった女性もいます。
心の傷とは?心が傷つくとは?まとめ
①心が傷つくのは、何かしら具体的な出来事があって起きる
②人の感じ方には、背景になる原体験や価値観の体系がある
つまり、
原体験によって育まれた価値観の体系を基準にして、
強くマイナス・ネガティブに感じる出来事を体験すると心が傷つく。
心の傷とは、心が傷つくとは、こういうことではないでしょうか。
続きはこちら 心の傷の癒し方② 6つの分類と傷を広げない視点、癒しの本質とは 5/28up!
第3回はこちら 心の傷の癒し方③トラウマを確実に癒せるディマティーニ式ワーク保存版 5/31up!
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